OGAKI JIN

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カジュアルエブリデイ?!

殿、ご乱心なされるな!の大垣人でございますぅ。
なんだか、どうやら…間違いなく?!?!
ファームの発表によると、「カジュアルエブリデイ」が施行された模様。

模様、というのは、ポリシーはそうなんだけど、実態があからさまになるのはこれから。



カジュアルフライデーにとどまらず、カジュアルが「毎日」許容される(た)。
まじか。
しかもジーンズもスニーカーもOKの、まさにカジュアル路線。

これ、採用とかブランドイメージにはプラスなんだろうけど、いくつか懸念が。

特に若手に対して。
基本「クライアントと会議があるときはスーツでね」ってことになるんですけど、
そうなると若手はスーツを着る機会が激減(?)する。

激しく減らなくとも、格段に減るのは妥当なところでしょう。

この前のプロジェクトで若手コンサルタントと一緒に仕事したけど、
なかなかスーツの着こなしがこなれてないのが気になった。
オシャレになる必要はないんだけど、ピシッとしたイメージがないのが気になった。

一応(!)、お客様商売だし、プロフェッショナルだし。



ネクタイひとつをとってみても、”とりあえずしています”レベルだから。
若いから仕方ないけど、カジュアルエブリデイになると
スーツを着る日だけとりあえず凌げばなんて考えると本末転倒。これが怖い。

回数が減るとそういう大事な意識が希薄になったりしないか、ということです。

なかなか説明が難しいけど、仕事にスマートさを求められることがクライアントニーズだということ。
それをきちんと若手に説明したり教育したりする機会がないとまずいなと思ってます。
育成担当のパートナーにはその旨伝えたけどな〜。どうだろーなぁ。

あとはカジュアルの許容範囲がだんだん広がっていくのではという懸念。
ジーンズやスニーカーが良いとすると基本、なんでもOK的なる・する人がいる。
そのうち短パンやらジーンズも穴が空いているものやらをまとう人が出てくるはず。

そういうガバナンス、どうするんですかねぇ。
カジュアルフライデーであればそこまで心配しなくとも良いのでしょうけど、
エブリデーだとねぇ。norms(基準)を維持するのは大変そうだ。。。

そしてガバナンスが発揮できないと、モラルに影響する。適度な緊張感。
プロフェッショナルの意識や”火事場のバカ力”じゃないですけど、そういうものが不足しないか。
普段から気持ちに緊張感がないと仕事の質に影響しないか。

大垣人は昭和の人ですからね(!)。
「服装(身だしなみ)の乱れはこころの乱れ」なんですよね〜。
え?古い?古すぎる???(笑)

犯罪学者のケリング教授による「割れ窓理論」をからも分かるでしょ。
「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」
ってことなんですよん。

ある程度、一定のテンス(tensed、緊張感)も必要だと思ってんですよね〜。

では、大垣人はカジュアルになるか。
うーん、おそらくゼロってことではないでしょうね。多少は。。。
でもエブリデーもないです。作業しかない日(滅多に無いけど!)とかに限って、ですかね。

大垣人も一応”会社人”なのでそのポリシーには従います。。。
ので、まぁそのうち1度はカジュアルで出社しま~す。
hahaha(笑)。

では。